【地域一番院の現場より】多店舗型の整骨院を経営していく上で大切なこと

2018年8月13日配信

カテゴリ:
経営

こんにちは、船井総研治療院
コンサルティンググループの
グループマネージャーをしております
浜崎允彦と申します。
いつも本コラムをご覧いただき
ありがとうございます。
さて、全国各地の地域一番クラスの
整骨院経営者の皆様と
お会いしている中で最近の気づきとしては、
今後の成長戦略の描き方について悩まれている
方が多いということです。
そこで、どういった成長戦略を
描くべきかについて、いくつか
考え方をお伝えしたいと思います。
まず、今までの整骨院経営の成長戦略は
おおよそ以下のようなことが多かったのでは
ないでしょうか。
地域密着一番院化を達成し、
 それを複数店舗展開していけば行政区内や、

 複数行政区内一番になり社長も社員も一定数幸せになれた
もちろん、このような幸せの姿は
今も存在しますし、
これからの未来を描く上では
重要な考え方ですが、
果たしてその延長線上には持続的な
未来が見えていますでしょうか?
もちろん、見えているケースもあると思いますが、
時流は刻一刻と変わっていますので、
今一度立ち止まって考えることもあると思います。
今の日本や整骨院業界の時流として絶対に
押さえるべきことは以下の点です。
1.働き手不足(資格者不足)に伴う人材獲得コストの高騰
2.社員が永く働ける環境整備が求められる
3.WEBマーケティングや数値管理などのデジタルコスト増
4.整骨院業界外のプレイヤーの脅威がこれからも増える

つまり、
地域一番化を達成後も、人的・店舗運営コスト増、
デジタルコスト等を吸収しながら、社員を定着させ
持続的な競争にも勝ち抜く業界外との競争にも
勝ち抜ける構造への転換が必要ということです。
・出店し続けていて業績は
 伸びているように見えるけど、
 営業利益は出ていない
・出店計画の中で、
 従業員の離職と入社のバランスが
 合わずに計画通りに出店できない
・従業員が増え続けているが、
 生産性が上がっていないため
 給与も上げられないまま平均年齢が上がっていく

といった構造になっているケースも拝見します。
量的な出店・拡大ももちろん持続的に
行うことは戦略上とても重要だと思います。
しかし同時に、
今一度自社のビジネスモデルを
しっかり分析し、高生産性の
ビジネスモデルに既存店も変革した上で
出店するということも視野に
入れるケースが私どもの会員企業様でも
増えてきています。
持続的な企業成長には、
社員の一人当たりの生産性の
持続的な成長が必要になり、
また、その生産性も売上(粗利)生産性ではなく、
営業利益生産性を問われる時代になっています。
つまり、
社員がどれぐらい利益を生み出しているか?
という視点で整骨院経営をしていくべきステージに
来ていると感じています。
また、
企業の組織力の高さが持続的な成長とも
特に相関関係にある時代に差し掛かっています。
売り手市場で、企業側からすると一人でも多く人財が
欲しい状況なので離職も多く組織としていかに
安心して、かつやりがいをもって働ける会社か?
ということが問われる時代ということでしょう。
是非皆様の会社でも、
財務体質、自社のビジネスモデルの精度、組織力の高さなど
今一度しっかりとチェックしていただき、
強い企業体としての持続的な成長ができるように
会員の皆様にも事例をお届けしていきたいと思います。

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