【該当者多数】下げざるを得ない。

2018年11月9日配信

カテゴリ:
経営

2019年の整骨院業界。
「5年間で167万円」
この数字。いよいよです。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。
船井総研の米田です。
第2回目となる今回は、整骨院業界の時流と取り組むべき事項
についてお伝えさせていただきます。
「【重要】2019年 整骨院の廃業が相次ぐ。」
▼バックナンバーはこちら
https://funai-healthcare.funaisoken.co.jp/mail_magazine/2769/
「5年間で167万円」とは何の数字だと思いますでしょうか?
全国の多くの整骨院は年商5,000万円未満です。
年商5,000万円未満(平均従業員数5名)の黒字の整骨院
財務データ(2013年~2017年)にその数字が出てきます。
※TKCのデータから参照
実は、少し驚かれるかもしれませんが、
営業利益率は、この5年間、4~5%と変わらず維持しています。
※営業利益=売上から役員報酬(院長給与)含めた経費を差し引いたもの
5,000万円の売上があれば、200~250万円の利益が残る計算です。
メルマガをお読みの方で、感が鋭い方は、
整骨院が乱立し、競争激化しているのに、営業利益率は変わらないの?と、
疑問を抱くのではないでしょうか。
まさにそうです。
ですが、ここにカラクリがあります。
冒頭に記載した「5年間で167万円」という数字の変化。
実はこれ、役員報酬(院長給与)の年収の減少額です。
かなりの減少幅です。
競争が激化すると、1院あたりの売上が減少するのは想像がつくでしょう。
実際に、TKCのデータによると、
年商5,000万円未満(平均従業員数5名)の黒字の整骨院は、
以下のような形で売上が推移しています。
2013年:2,855万円
2014年:2,761万円
2015年:2,734万円
2016年:2,870万円
2017年:2,598万円

2016年で一時的に増加していますが、減少傾向なのは確かです。
つまり、減少した売上分を、役員報酬(院長給与)を削ることで、
営業利益率を維持している
のです。
院を存続させるために、役員報酬(院長給与)を
下げざるを得ない状況となっているのです。
この現象は、成熟化した市場、衰退期に入る市場で起こる特徴です。
皆様の院はいかがでしょうか?
売上がこの数年間、現状維持、減少傾向の院様は今後、要注意だと考えます。
経営スタイルを変化させることが求められるでしょう。
でなければ、時間の問題です。
一方で、黒字の院様の中でも成長をしっかり続けている院様も多く存在します。
売上が昨年対比120%成長、160%成長という嬉しいお声は、
良く船井総研では耳にします。
市場が成熟化、衰退期に入るなか、
売上、営業利益率(営業利益額)を向上させていくためには、
2019年、何をしないといけないのか。
ポイントは、メリハリ化とダントツ化による高収益化です。
3店舗以上の多店舗展開している院様ほど重要になってくるかと思います。
不採算もしくは成長しない院は閉院したり、
受付業務などの事務作業にかかる時間、費用を少なくするメリハリ化。
成長見込みの高い院、人材、機会へ集中して投資を行うダントツ化です。

経営を行う上で、必ず費用は発生します。
ただ、費用は4つに分けることができます。
1.生産的コスト…売上に直接的に関係する費用(広告費や施術者への給与)
2.補助的コスト…経営を行う上で、必要最低限負担しなければならない費用(受付への給与や家賃など)
3.監視的コスト…会社(院)を守る上で必要な費用(保険や税理士費用など)
4.浪費的コスト…経営を行う上で、実は無駄な費用(多額の接待費など)
メリハリ化とダントツ化は、簡単にいうと(1)の最大化、(2)(3)(4)の最小化です。
お金と同様、時間についてもそうです。
・M&Aによる分院売却
・物販だけで月商150万円実現
・完全週休2日制、残業なしで1人生産性100万円以上
・治療技術を高効果の短時間施術にレベルアップ
・IT導入で受付なし
・シフト制導入で単店生産性を向上…etc
全国の成功している院様では、
メリハリ化とダントツ化により、高収益を実現しています。
人材不足でもある整骨院業界なので、
限られた人員で売上をより向上させる取り組みも必要になってくるでしょう。
高利益な院(企業)はマーケティングや人材育成に投資できるため、
さらに競争力が増します。
そうすると、これまで治療技術や口コミだけで、
紹介やリピートが続いていた院も、そのような整骨院が近くに現れると、
残念ながら、来院数も徐々に減ってしまいます。
治療技術をもっている院(企業)ほど、
高収益化による競争力強化が必要になってきているようにも感じます。
その方が、地域の患者様のためになります。
こんな話をすると、「整骨院業界のこの先は、暗いな~」と思われるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
健康寿命社会実現に向けて動いている国の方針、
健康市場の拡大を見てみると、整骨院業界の未来は、
明るい大きな可能性があるのも事実です。

こちらについは、次々回詳しくお伝えさせていただきます。
まとめると、
2019年は整骨院業界でより2極化(成長できる院と、できない院)が進んでいきます。
これは現在、業績が赤字・黒字関係なくです。
そのための高収益化。非常に重要です。

次回残り2回のメルマガで、今後のオンライン対策、
整骨院が今後参入できる新規事業について、お伝えさせていただきます。
※2019年に向けて必要な情報、
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日本IBMにて業務改革コンサルティング、ソリューション営業で経験を積んだのち、ソフトバンクモバイルにて携帯事業のマーケティングを新規商品企画から販売促進まで豊富に経験。2013年、Google に入社。 広告営業として大手クライアント担当を経て、4年前より現在のチャネル事業にてパートナー営業を担当、契約パートナーとの協業を通して日本の中小企業におけるWebマーケティングの普及・有効活用とビジネス成長に尽力している。
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◆Googleの検索順位が下がり、新規数が減少し今後が不安
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◆新しい事業を始めたい
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